先日、福井県内の「木造2階建ての古民家(料亭)」の改修に伴う事前調査に行ってきたので、少しご紹介したいと思います。
建物としては、築100年くらいとのことで、中庭もあり、とても風情ある建物でした。古民家を再建するために建物の一部を取壊し、トイレやお風呂などの水回りをリフォームするとのことでした。
写真は、全ての部屋の仕上材や下地材(床・巾木・腰壁・壁・天井等)を確認し、調査リストに記録しているところです。この写真の撮影者は、調査記録を取るために、部屋毎の全体写真や建材採取時の写真などを撮影していました。
建物の増築や改修を何回かされているようで、部屋の間取りがややわかりにくくなっていました。このため、未入室による調査忘れが起こりやすい状態となっており、現場では、作成した調査リストをもとに何度か全体の調査箇所の再確認を行いました。
築100年ということでしたが、増築や改修をしているためか、厨房の吸音石膏ボードやクッションフロアなど、石綿含有の可能性のある建材が使用されていました。古すぎる建物だからといっても、やはり事前調査は省略できないなと思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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